Galathea sp.
2009.09.28.Mon.00:03
石垣潜水堂さんで見せていただいたコシオリエビです
大澤正幸先生にお聞きしたところ、「Galathea属の種であることは間違いないと思いますが,このような色彩を持つ種は見当が付きません」とのことでした
かなり珍しいコシオリエビのようですね
大澤正幸先生にお聞きしたところ、「Galathea属の種であることは間違いないと思いますが,このような色彩を持つ種は見当が付きません」とのことでした
かなり珍しいコシオリエビのようですね
あれ!?その5
2009.09.25.Fri.09:47
このところ連続で観察したのですが、何者か分かりませんでした
顔はアメフラシだけど、体つきがどうもしっくりきません
そこで、小野にぃにぃさんにお聞きしたところビワガタナメクジとのことでした
図鑑では何度も見比べていたのですが、違うとはずしていました
やはりウミウシは苦手です・・・
顔はアメフラシだけど、体つきがどうもしっくりきません
そこで、小野にぃにぃさんにお聞きしたところビワガタナメクジとのことでした
図鑑では何度も見比べていたのですが、違うとはずしていました
やはりウミウシは苦手です・・・
熱愛 その2
2009.09.24.Thu.08:05
ワモンダコだと思います
沖縄では「島だこ」と呼ばれていますが、標準和名が「シマダコ」という種もいるのでややこしいです
2匹が近い距離でいました
しばらく観察していると、雄が交接腕を伸ばして、雌の腹側の隙間に差し込みました
黒く見えるのが交接腕です
こういうシーンを観察したら、天津木村を超えると言われているあのお方はどう表現するのでしょうか?(笑
沖縄では「島だこ」と呼ばれていますが、標準和名が「シマダコ」という種もいるのでややこしいです
2匹が近い距離でいました
しばらく観察していると、雄が交接腕を伸ばして、雌の腹側の隙間に差し込みました
黒く見えるのが交接腕です
こういうシーンを観察したら、天津木村を超えると言われているあのお方はどう表現するのでしょうか?(笑
ウルマエビスヤドカリ
2009.09.21.Mon.00:19
以前紹介したエビスヤドカリ属の1種が、新種記載されました
ウルマエビスヤドカリ Catapagurus insolitus Komai & Osawa, 2009
論文:Komai, T. & M. Osawa. 2009. A new hermit crab species of the genus Catapagurus (Crustacea: Decapoda: Anomura: Paguridae) from the Ryukyu Islands, southern Japan. Zootaxa 2211: 57-68.
ほんの少しですが協力したので、光栄にも駒井智幸先生から和名をつける機会をいただきました
形や色の特徴からは思い浮かばなかったので、沖縄方言のウルマを提案しました
ウルマは、珊瑚(ウル)の島(マ)という意味で沖縄の美称です
ウルマエビスヤドカリ Catapagurus insolitus Komai & Osawa, 2009
論文:Komai, T. & M. Osawa. 2009. A new hermit crab species of the genus Catapagurus (Crustacea: Decapoda: Anomura: Paguridae) from the Ryukyu Islands, southern Japan. Zootaxa 2211: 57-68.
ほんの少しですが協力したので、光栄にも駒井智幸先生から和名をつける機会をいただきました
形や色の特徴からは思い浮かばなかったので、沖縄方言のウルマを提案しました
ウルマは、珊瑚(ウル)の島(マ)という意味で沖縄の美称です
サンゴヒメエビ その3
2009.09.18.Fri.02:23
今回はサンゴヒメエビ属だと思うエビをまとめて紹介です
まずはサンゴヒメエビです
個体数は多いのでよく観察しています
ガンダムエビの愛称で呼ばれているこの種は、今年になって何度も観察できるようになりました
今回の写真の個体は触角が切れてなくモジャモジャも立派で見事なので、眼が写るように撮影するのがとても難しかったです
→ Microprosthema plumicorne のようです
とても小さい個体でしたが、抱卵しているので成熟しているんですね
この種ははじめてみたので個体数は少ないと思います
このサンゴヒメエビ属の1種だと思うエビは、春に石垣島に行った時やこの間の本島での調査で見つけてはいたのですが撮り逃がしていました
この個体は探偵さんが見つけてくれました
アシストもしていただいたので、やっと撮影出来ました
まずはサンゴヒメエビです
個体数は多いのでよく観察しています
ガンダムエビの愛称で呼ばれているこの種は、今年になって何度も観察できるようになりました
今回の写真の個体は触角が切れてなくモジャモジャも立派で見事なので、眼が写るように撮影するのがとても難しかったです
→ Microprosthema plumicorne のようです
とても小さい個体でしたが、抱卵しているので成熟しているんですね
この種ははじめてみたので個体数は少ないと思います
このサンゴヒメエビ属の1種だと思うエビは、春に石垣島に行った時やこの間の本島での調査で見つけてはいたのですが撮り逃がしていました
この個体は探偵さんが見つけてくれました
アシストもしていただいたので、やっと撮影出来ました
あれ!?
2009.09.10.Thu.00:03
見慣れないベニハゼがいたので撮影しました
瀬能 宏先生にお聞きしたところ、オヨギベニハゼが着底した状態だと思うとのことでした
あら、そうだったのですか・・・着底していたのでまるで頭からオヨギベニハゼは消えていました・・・
瀬能 宏先生にお聞きしたところ、オヨギベニハゼが着底した状態だと思うとのことでした
あら、そうだったのですか・・・着底していたのでまるで頭からオヨギベニハゼは消えていました・・・
赤いエビ
2009.09.07.Mon.00:05
茹でたわけでもないのにこれだけ真っ赤なのは見事ですね
テッポウエビの仲間だと思います
ところで、赤いエビというとかっぱえびせんのパーケージのエビを思い出します
かっぱえびせんに使用されているエビはアカエビ、サルエビ、キシエビ、ホッコクアカエビの4種類で、製造時の漁獲量によって種類ごとの割合が変化するようです
そして、パッケージに描かれているエビは一般的なエビのイメージを元にデザインされており、特に種類や名称は決まっていないとのことです
研究者がこのパッケージのエビを見たら何科のエビに分類するか聞いてみたい気がしました(笑
テッポウエビの仲間だと思います
ところで、赤いエビというとかっぱえびせんのパーケージのエビを思い出します
かっぱえびせんに使用されているエビはアカエビ、サルエビ、キシエビ、ホッコクアカエビの4種類で、製造時の漁獲量によって種類ごとの割合が変化するようです
そして、パッケージに描かれているエビは一般的なエビのイメージを元にデザインされており、特に種類や名称は決まっていないとのことです
研究者がこのパッケージのエビを見たら何科のエビに分類するか聞いてみたい気がしました(笑
クメジマオトヒメエビ Ghost boxer shrimp
2009.09.06.Sun.00:07
ドルフィンキックさんが新たな出会いを求めて新たな場所を捜索していると~ゴーストが現れました
しかし100mmマクロレンズではとても写せない大きさのクメジマオトヒメエビで、私はあえなく撮影撃沈・・・
その後一度はいなかったとのことでしたが、レンズを換えて再度潜りに行きました
するとちょっと離れたところで無事見つけることが出来ました
でも、60mmマクロレンズでも全身を撮ろうとすると離れての撮影になり、いまいちクリアに撮れません
そこで、エビさんがいいポーズを撮ってくれることを祈りながら距離をつめました
すると撮影しやすいポーズをとってくれたので、すかさず撮影!
片方のはさみはきれちゃいましたが、これが私の実力では限界かな
沖縄本島では私の知る限りですが、6年ぶりぐらいの出現です
今のところこの個体だけしかいないようなので、これだけ大きく育つまでに相方は先にお亡くなりになったのかもしれないですね
新しい相方が早く見つかることを祈るばかりです
しかし100mmマクロレンズではとても写せない大きさのクメジマオトヒメエビで、私はあえなく撮影撃沈・・・
その後一度はいなかったとのことでしたが、レンズを換えて再度潜りに行きました
するとちょっと離れたところで無事見つけることが出来ました
でも、60mmマクロレンズでも全身を撮ろうとすると離れての撮影になり、いまいちクリアに撮れません
そこで、エビさんがいいポーズを撮ってくれることを祈りながら距離をつめました
すると撮影しやすいポーズをとってくれたので、すかさず撮影!
片方のはさみはきれちゃいましたが、これが私の実力では限界かな
沖縄本島では私の知る限りですが、6年ぶりぐらいの出現です
今のところこの個体だけしかいないようなので、これだけ大きく育つまでに相方は先にお亡くなりになったのかもしれないですね
新しい相方が早く見つかることを祈るばかりです
イレズミハゼ属の1種
2009.09.03.Thu.00:12
ORANGE CONVICT GOBY (Priolepis sp.) が今年は何かと話題になっていますね
私は石垣潜水堂さんで見せていただいたのですが、浮遊物が多い状態だったので写真はお蔵入りなのです・・・
日本で見られているものはORANGE CONVICT GOBYとは別種の可能性もあるようですが、同種だとしたら海外の図鑑に載っていますし、もっと違うものも探したいと思っていました
この間ドルフィンキックさんが呼ぶので行ってみると~
これはいけてるんじゃないと思うイレズミハゼ属のハゼがいました
言ってはいなかったのですが、私の希望が伝わっていたようです(笑)
いつも大変お世話になっている瀬能 宏先生に教えていただきました
『イレズミハゼ属の未記載種だと思います。
「日本のハゼ」には未掲載です。
この手の未記載種はまだいくつかあるようです。
イレズミハゼ属はかなり種数が増えると思います。』
私は石垣潜水堂さんで見せていただいたのですが、浮遊物が多い状態だったので写真はお蔵入りなのです・・・
日本で見られているものはORANGE CONVICT GOBYとは別種の可能性もあるようですが、同種だとしたら海外の図鑑に載っていますし、もっと違うものも探したいと思っていました
この間ドルフィンキックさんが呼ぶので行ってみると~
これはいけてるんじゃないと思うイレズミハゼ属のハゼがいました
言ってはいなかったのですが、私の希望が伝わっていたようです(笑)
いつも大変お世話になっている瀬能 宏先生に教えていただきました
『イレズミハゼ属の未記載種だと思います。
「日本のハゼ」には未掲載です。
この手の未記載種はまだいくつかあるようです。
イレズミハゼ属はかなり種数が増えると思います。』